熊本地震と災害報道
2016年04月25日
熊本地震で被災した皆様、心よりお見舞い申し上げます。
災害の際には、阪神淡路、中越、東日本等々、過去の震災でもそうでしたが、地元紙の災害報道が、
やはり、頼りになります。
今回も、クマニチこと熊本日日新聞の報道姿勢が目を引きました。
地震発生の翌日から、連日、「生活関連情報」と題して、全面2ページの紙面を使い、
休校、避難所、給水、電気・ガス・通信、災害ゴミ、交通、炊き出し、銭湯・浴場、金融、郵便、医療支援、店舗情報と、
まさに、今、市民が必要としている情報をきめ細かく発信。
また「どぎゃんかしよう!」と題して、毎日変化する、被災者の生の声も伝えていました。
一方、今回の地震では、他地域の地方紙やメディアが熊本にエールを送るという出来事がありました。
4月17日愛媛新聞スポーツ面


サッカーのJ1の結果を伝えながら、見出しを一部黒地に白抜きで伝え、それを繋げると・・
”ガ・ン・バ・レ く・ま・本”に!!
この愛媛からのエールに対しては、熊本日日新聞がすぐに呼応し、翌17日付けの同じくスポーツ面で、
”愛媛新聞 踊る応援見出し”の見出しで、感謝の意を表しながら、掲載していました。
また、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた東北では、こんな紙面が掲載されました。
4月20日河北新報

これは、河北新報が・・というより地元仙台の東北放送が河北新報のテレビ欄に出した
自社の「プロ野球中継 楽天対オリックス戦」の番組宣伝だったのですが、
その横書きの文章の最初の文字を縦に読むと・・
”今度は支える番”のエールになっていたのです。
東日本大震災の際に日本全国から寄せられた様々な支援の声や物資、そしてボランティア。
それに対して、宮城県仙台から、このようなエールを送ったのです。
ちなみに、熊本日日新聞でも、4月21日声の欄で、
その河北新報の読者投稿欄「声の交差点」に載った東北六県の読者が寄せた、
熊本の被災者を心配する投稿を載せていたのも、心打たれました。
まだまだ、避難が続く地域では、いまだに余震も続いており、被災の状況は長期化しそうです。
現実に、東日本大震災で被災した方々の帰郷もままならない状況が続いています。
災害報道は、地元のみならず、全国のメディアも、長い支援や報道を続けていく必要があると思います。
災害の際には、阪神淡路、中越、東日本等々、過去の震災でもそうでしたが、地元紙の災害報道が、
やはり、頼りになります。
今回も、クマニチこと熊本日日新聞の報道姿勢が目を引きました。
地震発生の翌日から、連日、「生活関連情報」と題して、全面2ページの紙面を使い、
休校、避難所、給水、電気・ガス・通信、災害ゴミ、交通、炊き出し、銭湯・浴場、金融、郵便、医療支援、店舗情報と、
まさに、今、市民が必要としている情報をきめ細かく発信。
また「どぎゃんかしよう!」と題して、毎日変化する、被災者の生の声も伝えていました。
一方、今回の地震では、他地域の地方紙やメディアが熊本にエールを送るという出来事がありました。
4月17日愛媛新聞スポーツ面


サッカーのJ1の結果を伝えながら、見出しを一部黒地に白抜きで伝え、それを繋げると・・
”ガ・ン・バ・レ く・ま・本”に!!
この愛媛からのエールに対しては、熊本日日新聞がすぐに呼応し、翌17日付けの同じくスポーツ面で、
”愛媛新聞 踊る応援見出し”の見出しで、感謝の意を表しながら、掲載していました。
また、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた東北では、こんな紙面が掲載されました。
4月20日河北新報

これは、河北新報が・・というより地元仙台の東北放送が河北新報のテレビ欄に出した
自社の「プロ野球中継 楽天対オリックス戦」の番組宣伝だったのですが、
その横書きの文章の最初の文字を縦に読むと・・
”今度は支える番”のエールになっていたのです。
東日本大震災の際に日本全国から寄せられた様々な支援の声や物資、そしてボランティア。
それに対して、宮城県仙台から、このようなエールを送ったのです。
ちなみに、熊本日日新聞でも、4月21日声の欄で、
その河北新報の読者投稿欄「声の交差点」に載った東北六県の読者が寄せた、
熊本の被災者を心配する投稿を載せていたのも、心打たれました。
まだまだ、避難が続く地域では、いまだに余震も続いており、被災の状況は長期化しそうです。
現実に、東日本大震災で被災した方々の帰郷もままならない状況が続いています。
災害報道は、地元のみならず、全国のメディアも、長い支援や報道を続けていく必要があると思います。
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